曲目リスト

1.鳥かごの歌
2.今を刻む
3.脳内amp
4.君の手
5.笑っておくれよ
6.夜明け前
7.フィッシュ

1.鳥かごの歌

作詞・曲 せりな

つまりそう 嘘をついたんだ
つまりそれ ただの言い訳で

何一つ手にはできない
もどかしさに埋れてしまいそう

そうやって背を向けて
逃げ回ってばかりいる
そんな僕を指差して 君は言う
「いつまでさ、そのままでいるつもりなんだ」ってさ
「逃げる勇気があるなら、立ち向かってみろ」と

つまらない事で苛立って
知らぬ間に 言葉で傷付けて

何もかも上手くいかない
自分だけ取り残されるようで

そうやって下を向いて
立ち尽くしたままでいる
そんな僕の背中を そっと君が押す
「いつまでも、そのままでいたい訳じゃないでしょ」
「後悔したくないなら、踏み出すしかない」と

いつだって背を向けて
逃げ回ってばかりいた
そんな僕の背中を そっと君が押す
「いつまでさ、そのままでいるつもりなんだ」ってさ
「逃げる勇気があるなら、立ち向かってみろ」と

歩み出す その時は
「もう、今しかない」と

2.今を刻む

作詞・曲 せりな

もう日も暮れた 何もせずに思い悩む
ただ流れていく 雲を眺めた

ため息ばかり そうやって後悔する日々
立ち止まっては ふり返った

なんとなく時を過ごして
そんな風に大人になるのかな

そんなんじゃ
生きる意味は 見出せないから
少しずつゆっくりでいい
確実に前に進めたら
それだけでいいのに

また朝がきた 世界は光溢れて
そんな景色を ただ見つめた

少しずつ掠れていく夢
そんな風に忘れていくのかな

そんなんじゃ
大事なことを見失うから
少しずつ迷いながら
僕らしく今を刻めたら
それだけで…

今までに 落とした涙は
明日を繋ぐから
だからほら 顔をあげて
僕らしく今を刻んでいく
それだけで未来は 
輝いてみえるから

3.脳内amp

作詞・曲 せりな

雨上がりの空は澄んで
水溜りの中を覗く

※そこに映るサカサマの世界
揺れ動く時は止まらない

頭の中で掻き鳴らすメロディーは
ぐちゃぐちゃになった 僕の感情か
乾ききった刺激もない毎日に
ちょっとしたスパイスを※

昼下がりの空は蒼く
穏やかな空気で包む

瞼の裏浮かぶ君の顔
思い出と共に薄れていく

頭の中で鳴り続くメロディーは
ごちゃごちゃになった 僕の感情か
胸の奥に閉じ込めた痛みさえ
全てきっと忘れていく

※繰り返し

4.君の手

作詞・曲 せりな

心の奥の方 眠ったままの
あの痛みは 
もう忘れたはずだ そう思っていたけど
勘違いだった?

いつからか止まったままで
気付かないフリしてた
両足が指先が震えていること
      
恐れはないと嘘をついて
臆病な自分を隠したんだ
本当は誰かに
気付いて欲しかったんだ
そんなに強くないこと

夢から覚めて 微かに残る
この温もり
頬を伝った 涙のあとに
触れた夜の風

一番近い場所にいて
気付かない訳ないと
冷え切った指先に伝わる熱

迷いはないと嘘をついて
強がった僕の心の中に
溶け込むように
静かに君が微笑む
「もう泣いたっていいんだよ」

本当はいつも 見えない明日が
どうしようもなく怖かった
そんな僕の手に
触れて君は言うんだ
「誰だって同じさ」

心の奥に つっかえていた
言葉が涙に変わっていく
溶け込むように
静かに君が微笑む
「この手は離さないよ」


5.笑っておくれよ

作詞・曲 せりな

冗談だよと君をからかった
しかめっ面して
でも二秒後には ほら

好きなんだよと上手く言えなくて
もどかしいんだ
何も知らない君は ほら

その大きな瞳で何をみる?
その小さな体で
精一杯受け止めようとする

傷付くことも多いだろう
そんな時はそばにいるから
泣きたい時は泣いていい
今度は僕が受け止めるから     
だから最後には笑っておくれよ

口元が緩んで 細くなるその目が
屈託無く笑う君が
何より愛おしいと思う

ぶつかることもあるだろう
それは向き合っているから
泣きたい時は泣いていい
必ず僕が受け止めるから
だから隣で笑っておくれよ

冗談だよと君をからかった
しかめっ面して
でも二秒後には ほら

6.夜明け前

作詞・曲 せりな

夕暮れの道 一人呟いた
「また今日も上手くいかなかった」

「もうどうだっていい」
そんな言葉ひとつで
簡単に片付けようとした

幼い頃と今を比べては
何ひとつ変われていない
自分を思い知って
悔やんでいても何も変わらない
本当はずっと誰より
変わりたいと願っていた

眠れない夜 月明かりの下
一人きり膝を抱えて

寄り添うように
そっと吹いた風が
渇いた心を揺さぶる

幼い頃と今を比べても
心の奥変わりはしない
強い思い掬い上げて
向かい風でも目を逸らさずに
その先に待つ景色へと
少しずつ近づけるように

歩き出す 夜明け前

7.フィッシュ

作詞 せりな/作曲 しゅん 

ああ 色褪せていく 
もう 戻れない昨日 

忘れていくんだって 
自分に言い聞かせた 
いつまでもこの場所に 
すがりつくことは出来ないと 

深呼吸ひとつ 
飛び込んだ水の中で 
ただ必死にもがき続けていた 
掬い上げてくれる手はなくとも 
それでもたどり着ける日を
夢見て 

ああ 色褪せていく 
もう 戻れない昨日 

どこまで来たのかを 
確かめる地図はなくて 
方角を知るための 
コンパスさえもない 

変わっていくんだって 
自分に言い聞かせた 
いつまでもこの場所に 
すがりつくなんて出来ないと 

深呼吸ひとつ 

飛び込んだ水の中で 
ただ必死に泳ぎ続けていく 
掬い上げてくれる手はなくとも 
あなたの元まで届く 
その日まで 

透明の世界の中で

ヒトカケラの曲が試聴できます!

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